小笠原玄
(Ogasawara Gen)
小笠原玄
(Ogasawara Gen)
手描きによる浮世絵の再現からアニメーションまでを手掛けるクリエイター
NHKデザインセンターにて『坂の上の雲』『さよなら、アルマ』の美術チームを経て、
『東海道中膝栗毛』では歌川広重の浮世絵を再現した背景CGを担当。
スペシャルドラマ『負けて、勝つ』と大河ドラマ『八重の桜』でVFX制作を経たのちに独立。
作画、デザイン、モーショングラフィックスを武器に、
様々な現場に参加させていただいています。
大河ドラマといった歴史物に携わったことから日本文化に対する知見があり、
また、浮世絵を筆で描いてCG着色し、
モーショングラフィックスさせるまでを自己完結できる技術があるため、
日本文化とテクノロジーを組み合わせた創作を数多く行っています。
近年の実績として、
江戸日本橋を描いた絵巻『熈代勝覧』を現代的にアレンジしたイラストレーション、
野村萬斎氏の舞台『鷹姫』・狂言『楢山節考』での劇中のモーショングラフィックス、
杉本博司氏が演出された『杉本文楽 女殺油地獄』『巣鴨塚』では映像制作、
『8時だョ!全員集合』における昭和の日本の原風景を色濃く残した美術セットの再現として、
美術模型の製作と、CGによる書き割りの再現を行う等、
活動の幅は多岐にわたっています。
独立直後は馬小屋の上階に事務所を構えて暮らすという一風変わった生活をしていましたが、
2021年より、
山梨県の塩山にて、古民家をリノベーションしながら暮らす二拠点生活をはじめました。
蚕農家が使っていた茅葺き屋根の年代物で、大分傾いてるものですから、
漆喰を塗って壁の隙間を埋めたりしています。
一面の桃畑に囲まれた古民家の中で創作したデジタルアートが、
NFTとして世界中に発信できることに面白さと可能性を感じています。
CG浮世絵の連作を、是非お楽しみください。
小笠原玄 作品掲載ホームページ
https://kishidoubu.com/
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